BML

検査項目検索

腫瘍マーカー

検査項目名称
SCC抗原
(扁平上皮癌関連抗原)
コード 04762
統一コード 5D300-0000-023-051
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.5
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 唾液・フケ・皮膚等の混入により高値傾向を示す場合があります。
所要日数 1~3
検査方法 CLIA法
基準値 1.5以下
ng/mL
実施料 / 判断料 101 判生Ⅱ

BML Information

PDF

(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

容器画像

コンペンジウム

高値 ■子宮頸癌 ■頭頸部癌 ■食道癌 ■肺癌 
低値
解説 SCC抗原(扁平上皮癌関連抗原)は、子宮頸部扁平上皮癌組織の肝転移巣から抽出された分子量約45kDの蛋白である。
血清SCC抗原は子宮頸癌、頭頸部癌、食道癌、肺癌などの扁平上皮癌で高値が認められるが、乾癬、天疱瘡などの皮膚疾患や肺結核などの良性疾患でも上昇することが知られている。
またSCC抗原は皮膚組織、皮膚の表面、フケ、唾液、汗などにも含まれるので、混入による偽高値に注意する必要がある。

ページトップへ戻る

補足情報

腫瘍マーカー
  腫瘍マーカーは、悪性腫瘍の患者であることが強く疑われる者に対して検査を行った場合に、悪性腫瘍の診断の確定又は転帰の決定までの間に1回を限度として算定する。
  腫瘍マーカーは原則として悪性腫瘍特異物質治療管理料と同一月に併せて算定できない。
  ただし、悪性腫瘍の診断が確定していても次に掲げる場合は悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
  ア. 急性及び慢性膵炎の診断及び経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合。
  イ. 肝硬変、HBs抗原陽性の慢性肝炎又はHCV抗体陽性の慢性肝炎の患者についてAFP、PIVKA-Ⅱ半定量又は定量を行った場合。(月1回を限度とする。)
  ウ. 子宮内膜症の診断又は治療効果判定を目的としてCA125又はCA602を行った場合。(診断又は治療の前後に各1回を限度とする。)
  エ. 家族性大腸腺腫症の患者に対してCEAを行った場合。




ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.