検査項目名称 | CA54/61 (CA546) |
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コード | 00719 |
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統一コード | 5D155-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~4 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | 12.0以下 U/mL |
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実施料 / 判断料 | 184 判生Ⅱ |
高値 | ■卵巣癌 ■卵巣漿液性のう胞腺癌 ■粘液性のう胞腺癌 |
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低値 | |
解説 | CA54/61は、ヒト肺大細胞癌培養細胞株の抽出物に対するモノクローナル抗体が認識する糖鎖抗原で、母核糖鎖関連抗原に分類される、シアル酸を含むムチン型糖蛋白である。 CA54/61は免疫反応性の検討から、同じく母核糖鎖関連抗原であるCA72-4やシアリルTn抗原(STN)と近似する物質とされている。 血中CA54/61の測定意義はCA72-4やCA125と同様で、卵巣癌、卵巣漿液性のう胞腺癌で陽性率が高く、主に卵巣癌の腫瘍マーカーとして利用されるが、CA125では陽性率が低いとされる粘液性のう胞腺癌で50%を超える陽性率を示すことから、CA125を補完するマーカーと考えられている。 なお、子宮内膜症ではCA125よりも陽性率が低いことが報告されている。 |
※腫瘍マーカー
腫瘍マーカーは、悪性腫瘍の患者であることが強く疑われる者に対して検査を行った場合に、悪性腫瘍の診断の確定又は転帰の決定までの間に1回を限度として算定する。
腫瘍マーカーは原則として悪性腫瘍特異物質治療管理料と同一月に併せて算定できない。
ただし、悪性腫瘍の診断が確定していても次に掲げる場合は悪性腫瘍特異物質治療管理料とは別に腫瘍マーカーの検査料を算定できる。
ア. 急性及び慢性膵炎の診断及び経過観察のためにエラスターゼ1を行った場合。
イ. 肝硬変、HBs抗原陽性の慢性肝炎又はHCV抗体陽性の慢性肝炎の患者についてAFP、PIVKA-Ⅱ半定量又は定量を行った場合。(月1回を限度とする。)
ウ. 子宮内膜症の診断又は治療効果判定を目的としてCA125又はCA602を行った場合。(診断又は治療の前後に各1回を限度とする。)
エ. 家族性大腸腺腫症の患者に対してCEAを行った場合。
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