| 検査項目名称 | ![]() フリーPSA/トータルPSA比 (PSA F/T比) |
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| コード | 05608 |
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| 統一コード | 5D308-0000-023-051 |
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | フリーPSA/トータルPSA比、トータルPSA値、フリーPSA値を報告します。 |
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| 所要日数 | 1~3 |
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| 検査方法 | CLIA法 |
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| 基準値 | ●1 補足情報参照 |
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| 実施料 / 判断料 | 150 判生Ⅱ ※ |
| 高値 | |
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| 低値 | ■前立腺癌 |
| 解説 | 前立腺特異抗原(PSA)は前立腺由来の分子量約34kDの糖蛋白で、蛋白分解酵素セリンプロテアーゼの一種である。 PSAは血中に移行する際には大部分がα1-アンチキモトリプシン(ACT)やα2-マクログロブリンなどの結合蛋白と結合して複合体を形成し、一部が遊離型として存在する。 血中PSAは蛋白結合型と遊離型との反応性が同等である測定系で総量を測定(トータルPSA)することによって前立腺癌の診断補助に用いられるが、前立腺肥大症や急性細菌性前立腺炎の良性疾患、直腸診などによる前立腺刺激でも高値となるため、判定には注意を要する。 前立腺癌では蛋白結合型の産生が増加する傾向があるので、遊離型PSA(フリーPSA)とトータルPSAとの比を求めて、前立腺癌と前立腺肥大症とを鑑別することが行われる。 |
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