検査項目名称 | 可溶性IL-2レセプター (sIL-2R) |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 04259 |
|||
統一コード | 5J095-0000-023-023 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~4 |
|||
検査方法 | EIA法 |
|||
基準値 | 122~496 U/mL |
|||
実施料 / 判断料 | 438 判生Ⅱ ※ |
高値 | ■非ホジキンリンパ腫 ■成人T細胞性白血病 ■ヘアリーセル白血病 ■多発性骨髄腫 ■間質性肺炎 ■関節リウマチ |
---|---|
低値 | |
解説 | インターロイキン-2(IL-2)はT細胞の活性化、増殖などに働くサイトカインであるが、その刺激は細胞膜上のIL-2レセプター(IL-2R)を介して伝達される。 IL-2RはT細胞のほか、B細胞、NK細胞や悪性腫瘍細胞でも発現が認められる。 IL-2Rはα鎖、β鎖、γ鎖の3種の組み合わせで構成されるが、活性化T細胞やB細胞、悪性腫瘍などではα鎖が血中に遊離することが知られ、可溶性IL-2レセプター(sIL-2R)と呼ばれている。 血中sIL-2Rは非ホジキンリンパ腫(NHL)や成人T細胞性白血病(ATL)などにおいては腫瘍細胞の増殖に伴って上昇し、総腫瘍量を反映するとされており、これら疾患の診断補助、治療経過観察などの指標として用いられる。 |
※可溶性インターロイキン-2レセプター(sIL-2R) 非ホジキンリンパ腫、ATL又はメトトレキサート使用中のリンパ増殖性疾患の診断の目的で測定した場合に算定できる。
また、非ホジキンリンパ腫又はATLであることが既に確定診断された患者に対して、経過観察のために測定した場合は、「B001」特定疾患治療管理料の「3」悪性腫瘍特異物質治療管理料の「ロ」により算定する。
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.