検査項目名称 | α1-アンチトリプシン | |||
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コード | 00857 |
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統一コード | 5C020-0000-023-063 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ネフェロメトリー法 |
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基準値 | 94~150 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 80 判血 |
高値 | ■炎症性疾患 ■各種悪性腫瘍 |
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低値 | ■アルファ1抗トリプシン欠損症 ■先天性肺気腫 ■肝硬変(小児) ■蛋白漏出性胃腸症 ■ネフローゼ症候群 |
解説 | α1-アンチトリプシン(α1-AT)は、血清蛋白の電気泳動法ではα1-グロブリンに属する分子量約51kDの糖蛋白で、主に肝で産生され、トリプシンなどのセリンプロテアーゼを阻害する働きがある。 α1-ATは急性相反応物質の一つで、炎症性疾患などの活動性を知る目的で用いられる。また、稀ではあるが先天性疾患としてα1-AT欠損症があり、この疾患では蛋白分解酵素の肺胞破壊による慢性閉塞性肺疾患や肝疾患が病態として現れる。 |
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