検査項目名称 | α2-マクログロブリン | |||
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コード | 00858 |
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統一コード | 5C035-0000-023-063 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ネフェロメトリー法 |
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基準値 | M:100~200F:130~250 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 138 判血 |
高値 | ■ネフローゼ症候群 ■糸球体腎炎 |
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低値 | ■播種性血管内凝固(DIC) ■急性膵炎 ■関節リウマチ ■アルファ2マクログロブリン欠損症 |
解説 | α2-マクログロブリンは、血清蛋白の電気泳動法ではα2-グロブリン位に分画され、その約80%を占める分子量約725kDの糖蛋白である。 α2-マクログロブリンは主に肝や単球、マクロファージで産生され、α1-アンチトリプシンと同様、プロテアーゼを阻害する働きがあり、トリプシン、プラスミンなど多くのプロテアーゼの作用を阻害する。 また、α2-マクログロブリンはインターロイキン6(IL-6)の搬送蛋白としても働くので、α2-マクログロブリンの欠損はIL-6の刺激伝達、CRPなどの急性相反応物質産生に影響を与える可能性が示唆されている。 |
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