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免疫学

検査項目名称 尿中アルブミン-蓄尿
(尿中マイクロアルブミン)
コード 00082
統一コード 3A015-0000-004-061
検体必要量(mL)容器 / 保存
尿 1.0
U-1
採取条件・提出条件 / 備考 トルエン等の防腐剤を入れずに24時間蓄尿し、全尿量を記録後、必要量を冷蔵保存してご提出ください。
●補足情報参照
所要日数 2~3
検査方法 免疫比濁法
基準値 22.0以下
mg/day
実施料 / 判断料 99 判尿 ※

容器画像

コンペンジウム

高値 ■糖尿病性腎症 ■慢性腎臓病 ■慢性糸球体腎炎
低値
解説 アルブミンは肝臓で産生される分子量66kDの単純蛋白で、各種物質と結合して搬送する役割を担っている。通常、アルブミンは腎糸球体を微量しか透過せず、透過した後も近位尿細管で再吸収されるため、尿中には殆ど検出されないが、腎糸球体障害や尿細管障害が起こるとアルブミンが尿中に排泄されるようになる。
試験紙法による尿蛋白やアルブミン定性検査では陰性であるような、微量なアルブミンが排泄されている病態を微量アルブミン尿症というが、本検査は尿中の微量アルブミンを検出・定量するものである。
糖尿病性腎症では初期段階において血糖や血圧のコントロールを厳格に行うことにより尿中への微量アルブミンの排泄が減少し、腎症の発症・進行を抑制できると言われているが、長く放置しておくと、不可逆的な障害(糖尿病性腎症)へと進行していく。
尿中アルブミンの定量は、糖尿病性腎症の発症予知に有用である。

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補足情報


トランスフェリン(尿)・アルブミン定量(尿)・Ⅳ型コラーゲン(尿) 糖尿病又は糖尿病性早期腎症患者であって微量アルブミン尿を疑うもの(糖尿病性腎症第1期又は第2期のものに限る。)に対して行った場合に、3か月に1回に限り算定できる。なお、これらを同時に行った場合は、主たるもののみ算定する。

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