検査項目名称 | ミオシン軽鎖1 | |||
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コード | 00876 |
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統一コード | 5C092-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~4 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | 2.5以下 ng/mL |
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実施料 / 判断料 | 184 判生Ⅰ ※ |
高値 | ■急性心筋梗塞 ■心筋炎 ■筋ジストロフィー ■腎不全 |
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低値 | |
解説 | 心筋ミオシン軽鎖Ⅰは、心筋細胞内に存在する筋原線維のフィラメントを構成する収縮蛋白ミオシンの重鎖(2本)の頭部に結合している軽鎖(4本)のうちの分子量の大きいペプチド鎖(2本)で、分子量は27kDの蛋白である。筋原線維の崩壊によりミオシン分子から解離して細胞外に逸脱し、血中に流出される。 血中の心筋ミオシン軽鎖Ⅰは心筋細胞障害を直接反映する指標となり、かつ障害の程度と大きさを推定できる。 急性心筋梗塞においては心筋ミオシン軽鎖Ⅰは早期に血中に出現し、その後約1週間以上高値を維持するので、クレアチンキナーゼ(CK)値やミオグロビン値などが正常化した症例でも検出する可能性があり、診断補助に有用と考えられる。 |
※心室筋ミオシン軽鎖1 同一日に2回以上行った場合は、1回のみ算定する。
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