検査項目名称 | 免疫グロブリン Ig-M |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 00783 |
|||
統一コード | 5A020-0000-023-061 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
|||
検査方法 | 免疫比濁法 |
|||
基準値 | M:31~200 F:52~270 mg/dL |
|||
実施料 / 判断料 | 38 判免 |
高値 | ■急性感染症(初期) ■自己免疫性疾患 ■多発性骨髄腫(IgM型) ■単クローン性免疫グロブリン血症 ■高IgM症候群 |
---|---|
低値 | ■先天性無ガンマグロブリン血症 ■IgM欠損症 ■低ガンマグロブリン血症 ■多発性骨髄腫(IgM型以外) |
解説 | 免疫グロブリン(immunoglobulin;Ig)はB細胞系の形質細胞が産生する蛋白で、各種感染などで異物の排除に関わり、生体防御機構の液性免疫の中心を担っている。 免疫グロブリンは構造の違いから、Ig-G、Ig-A、Ig-M、Ig-D、Ig-Eの5つのクラスに分けられる。 感染症に対する抗体産生において、最初に産生されるのはIg-Mで通常1~2か月のうちに減少し、その後Ig-A、Ig-Gが産生されるようになる。Ig-Aは局所免疫の中心として働く。Ig-Gは血中の免疫グロブリンの中では量的に最も多く、長期にわたって産生されることが多い。 血中免疫グロブリン検査としては、Ig-G、Ig-M、Ig-Aが用いられる。 Ig-Mは5量体構造を持ち。補体結合性や凝集活性が強いが、Ig-Gと異なり胎盤透過性は無い。 |
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.