検査項目名称 | 非特異的IgE定量 |
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コード | 00785 |
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統一コード | 5A090-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 年齢別参考基準値は補足情報参照 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | 170以下 IU/mL |
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実施料 / 判断料 | 100 判免 |
高値 | ■気管支喘息 ■アトピー性喘息 ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー性鼻炎 ■花粉症 ■寄生虫症 ■多発性骨髄腫(IgE型) |
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低値 | ■多発性骨髄腫(IgE型以外) ■低ガンマグロブリン血症 ■重症複合免疫不全症 ■慢性リンパ性白血病 ■サルコイドーシス |
解説 | 免疫グロブリン(immunoglobulin;Ig)はB細胞系の形質細胞が産生する蛋白で、各種感染などで異物の排除に関わり、生体防御機構の液性免疫の中心を担っている。 免疫グロブリンは構造の違いから、Ig-G、Ig-A、Ig-M、Ig-D、Ig-Eの5つのクラスに分けられる。 Ig-Eは主にⅠ型アレルギーに関与し、肥満細胞や好塩基球の表面にあるIgEレセプターと結合したIg-Eに対して各種アレルゲン(抗原)が結合すると、脱顆粒が起こってヒスタミン等の化学伝達物質が放出されてⅠ型(即時型)アレルギーが起こる。 IgーEは気管支喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などで血中濃度が上昇するが、寄生虫感染などでも高値傾向となることが知られている。本検査は特定のアレルゲンに反応するIg-E(特異的Ig-E)を個別に検出するものではなく、Ig-E総量として測定している。 |
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