検査項目名称 | アトピー鑑別試験 (ファディアトープ) |
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コード | 06801 |
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統一コード | 5A100-2820-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 単独でのご依頼の場合はチャート報告書は出力されませんのでご了承ください。12種類の吸入性アレルゲンに対する特異的IgEを測定した場合をいう。補足情報参照 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | FEIA法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 | 194 判免 |
高値 | (陽性) ■気管支喘息 ■アトピー性喘息 ■アトピー性皮膚炎 ■アレルギー性鼻炎 ■花粉症 |
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低値 | |
解説 | 免疫グロブリンは構造の違いから、Ig-G、Ig-A、Ig-M、Ig-D、Ig-Eの5つのクラスに分けられる。 Ig-Eは主にⅠ型アレルギーに関与し、肥満細胞や好塩基球の表面にあるIgEレセプターと結合したIg-Eに対して各種アレルゲン(抗原)が結合すると、脱顆粒が起こってヒスタミン等の化学伝達物質が放出されてⅠ型(即時型)アレルギーが起こる。 アトピー鑑別試験(ファディアトープ)はアレルゲン特異的Ig-Eを検出するもので、12種類の吸入系アレルゲンを混合した抗原を用いる検査である。 検出されたIg-Eは12種類のアレルゲン[ヤケヒョウヒダニ、コナヒョウヒダニ、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ぎょうぎしば、かもがや、ぶたくさ、よもぎ、しらかんば(属)、すぎ、カンジダ、アルテルナリア]に反応したものと考えられるが、本検査では反応アレルゲンまで特定することはできない。 スクリーニング検査として用い、陽性時はアトピーを疑い個々のアレルゲン特異的Ig-Eを検査することにより原因特定が可能となる。陰性時は対象アレルゲン以外の可能性が想定される。 |
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