検査項目名称 | 抗カルジオリピン β2GP1複合体抗体 (抗CL-β2GP1複合体抗体) |
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コード | 04347 |
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統一コード | 5G504-0000-023-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | 3.5未満 U/mL |
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実施料 / 判断料 | 223 判免 ※ |
高値 | ■抗リン脂質抗体症候群 ■全身性エリテマトーデス |
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低値 | |
解説 | カルジオリピンはウシ心臓由来のリン脂質に対する呼称で、カルジオリピンに対する血中抗体は梅毒などの感染症の他、抗リン脂質抗体症候群(anti phospholipid syndrome;APS)のような自己免疫疾患で検出される。 抗カルジオリピンβ2-GlycoproteinⅠ抗体は抗リン脂質抗体の一つで、カルジオリピンとβ2-GlycoproteinⅠ(β2GPⅠ:分子量50kD)の複合体と反応する自己抗体である。APSで検出される抗体の主な対応抗原はβ2GPⅠとされ、抗カルジオリピン抗体に比べて疾患特異性が高いといわれている。 なお、APSの診断基準(2006年)において、検査所見としては、抗カルジオリピン抗体、抗β2GPⅠ抗体、ループスアンチコアグラントが挙げられている。 APSは、リン脂質抗体に起因する動脈・静脈の血栓症、習慣流産・死産・子宮内胎児死亡、血小板減少症などをみる疾患で、本検査はAPSの診断および経過観察に有用である。 |
※抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠ IgG抗体、抗β2グリコプロテインⅠ IgM抗体 抗リン脂質抗体症候群の診断を目的として、ELISA法を用いて測定を行った場合に、各項目について一連の治療につき2回に限り算定する。
なお、抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠ IgG抗体、抗β2グリコプロテインⅠ IgM抗体のいずれかと抗カルジオリピンβ2グリコプロテインⅠ複合体抗体(223点)を併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
なお、抗カルジオリピンIgG抗体、抗カルジオリピンIgM抗体、抗β2グリコプロテインⅠ IgG抗体及び抗β2グリコプロテインⅠ IgM抗体の4項目を併せて実施した場合は、主たるもの3つに限り算定する。
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