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感染症・ウイルス

検査項目名称 マイコプラズマ抗体半定量/PA
コード 07568
統一コード 5E106-0000-041-117
検体必要量(mL)容器 / 保存
髄液 0.4
S-1
採取条件・提出条件 / 備考 ●補足情報参照
所要日数 2~3
検査方法 PA法
基準値 4倍未満
実施料 / 判断料 32 判免

容器画像

コンペンジウム

高値 ■マイコプラズマ肺炎
低値
解説 マイコプラズマ肺炎は、肺炎マイコプラズマ(Mycoplasma pneumoniae)という微生物に感染することで起こる肺炎である。潜伏期は通常2~3週間で、初発症状は発熱、咳、全身倦怠、頭痛などである。感染により抗体ができるが、生涯続くものではなく、再感染もよく見られる。
マイコプラズマ抗体検査のPA法とCF法は、ともにIgMとIgGを測定するが、PA法は主にIgM、CF法はIgGを測定するため、PA法の方が急性期を捉えやすい。CF法はPA法と比較して、高値を示す期間が長い。ペア血清で4倍以上の抗体価の有意上昇を確認すればマイコプラズマ感染症と診断できる。ただし単一血清の場合でも、CF法が64倍以上、PA法が320倍以上あれば、肺炎マイコプラズマ初感染である可能性はきわめて大きい。

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補足情報

肺炎マイコプラズマ抗体のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。

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