検査項目名称 | ツツガムシ抗体半定量 カープIgM |
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コード | 04387 |
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統一コード | 5E123-0000-023-162 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | 蛍光抗体法 |
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基準値 | 10倍未満 |
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実施料 / 判断料 | 203 判免 ※ |
高値 | ■ツツガムシ病 |
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低値 | |
解説 | ツツガムシ病はオリエンティア・ツツガムシ(Orientia tsutsugamushi)を起因菌とするリケッチア症であり、ダニの一種ツツガムシによって媒介される。潜伏期は5~14日で、発熱、刺し口、発疹の徴候がおよそ90%以上の患者にみられる。高熱が2週間以上も続き、高率な死に至る病気であるが、その早期診断によって適切な抗生物質(テトラサイクリン、クロラムフェニコールを投与。なおβ-ラクタム系抗生物質は無効である。)を使用すると劇的に治癒する。 蛍光抗体法では、IgG抗体とIgM抗体の分別測定が可能であり、とくにIgM抗体の測定が早期診断に役立つ。本菌には血清型が存在し、本法では標準3株といわれるGilliam(ギリアム)、Karp(カープ)、Kato(カトー)の3株を使用している。 感染の有無の確認には、急性期血清でIgM抗体が有意に上昇している時、あるいは、急性期と回復期のペア血清で4倍以上の上昇を確認する必要がある。 |
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
※ツツガムシ抗体半定量 各株(菌株)ごとに算定する。
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