検査項目名称 | クリプトコックス・ ネオフォルマンス抗原 (半定量) |
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コード | 05074 |
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統一コード | 5E140-0000-023-117 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 陽性の場合1倍、2倍、4倍…倍々で報告いたします。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ラテックス凝集法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 | 166 判免 ※ |
高値 | ■クリプトコックス症 |
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低値 | |
解説 | クリプトコックス症(cryptococcosis)の起因菌は担子菌に分類されるCryptococcus neoformansによって起こされる感染症である。日和見感染症としてのみみられるものでなく、原発性肺クリプトコックス症として健常者にも発症する。C.neoformansはハト等の堆積糞や土壌中などから分離され、これが感染源と考えられている。経気道感染により肺に初感染し、その後、しばしば血行性に皮膚や中枢神経に播種され、肺クリプトコックス症や皮膚クリプトコックス症、またはクリプトコックス性髄膜炎などの重症感染を引き起こすことが知られている。肺クリプトコックス症の確定診断は、気道検体の培養および病理組織学的検査によって行われる。本法は、ラテックス凝集法によりC.neoformansの莢膜多糖体(グルクロノキシロマンナン)を検出する方法で、補助診断法として有用である。 |
※(1→3)-β-D-グルカン 深在性真菌感染症が疑われる患者に対する治療法の選択又は深在性真菌感染症に対する治療効果の判定に使用した場合に算定する。カンジダ抗原定性、半定量又は定量、D-アラビニトール、アスペルギルス抗原、クリプトコックス抗原定性又は半定量と併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
※クリプトコックス抗原の保険算定 当社のクリプトコックス抗原の保険点数表示につきましては、希釈倍率による報告を主とすることから、半定量の点数と解釈いたします。
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