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感染症・ウイルス

検査項目名称 アスペルギルス抗原
コード 04323
統一コード 5E148-0000-023-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.7
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 ●補足情報参照
所要日数 2~4
検査方法 EIA法
基準値 (-)カットオフインデックス0.5未満
実施料 / 判断料 157 判免 ※

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容器画像

コンペンジウム

高値 ■組織浸潤型侵襲性アスペルギルス症
低値
解説 アスペルギルス症(aspergillosis)は、環境中に広く生息する代表的な腐生菌であるアスペルギルス(Aspergillus )によって起こされる病気である。Aspergillus fumigatusをはじめとするいくつかの菌種は、ヒトにさまざまな病型の感染を引きおこす。
アスペルギルス症には、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症(allergic bronchopulmonary aspergillosis:ABPA)と侵襲性アスペルギルス症(invasive aspergillosis:IA)とがある。アレルギー性気管支肺アスペルギルス症では、咳などのアスペルギルスによるアレルギー性の呼吸器症状が見られる。侵襲性アスペルギルス症は、特に易感染性患者に感染した場合に発症し、早期に適切な抗真菌化学療法を開始しない限り、予後が著しく不良といわれている。多くの侵襲性アスペルギルス症例で、本抗原が早期に陽性になることから、本抗原検査は早期診断法となり得ると考えられている。
本法はAspergillus fumigatusの細胞壁特異抗原として知られるガラクトマンナン(galactomannan:GM)に対するモノクローン抗体を使用するEIA法である。

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補足情報


(1→3)-β-D-グルカン 深在性真菌感染症が疑われる患者に対する治療法の選択又は深在性真菌感染症に対する治療効果の判定に使用した場合に算定する。カンジダ抗原定性、半定量又は定量、D-アラビニトール、アスペルギルス抗原クリプトコックス抗原定性又は半定量と併せて実施した場合は、主たるもののみ算定する。
アスペルギルス抗原 侵襲性肺アスペルギルス症の診断のために実施した場合のみ算定できる。

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