BML

検査項目検索

感染症・ウイルス

検査項目名称 便中ヘリコバクター・
ピロリ抗原
(H.ピロリ抗原)
コード 02734
統一コード 5E068-0000-015-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
糞便
F-8
採取条件・提出条件 / 備考 専用容器にてご提出ください。
所要日数 2~4
検査方法 EIA法
基準値 (-)
実施料 / 判断料 142 判免

容器画像

コンペンジウム

高値 ■ヘリコバクター・ピロリ感染症
低値
解説 ヘリコバクター・ピロリは人の胃粘膜に棲息する螺旋型のグラム陰性桿菌であり、強いウレアーゼ活性を持っており、尿素をアンモニアに分解することによって、胃内の強い胃酸存在下でも菌の周囲を中性に保ち、胃の中に存在している。本菌が慢性胃炎や消化性潰瘍患者に感染が高頻度に見られること、抗生物質により胃、十二指腸潰瘍が治癒されることなどからヘリコバクター・ピロリと胃疾患との因果関係が注目されている。特に、胃癌との関係も示唆され感染の有無を検査することは臨床的に重要な意味をもつ。ヘリコバクター・ピロリ感染の診断方法には、迅速ウレアーゼ試験、培養法、鏡検法、尿素呼気試験、抗体測定法、便中抗原測定法などがあり、それぞれの利点を生かして活用されている。
本法は胃の中にいるヘリコバクター・ピロリが便中に排泄されるので、便中のヘリコバクター・ピロリ抗原を検出することによりヘリコバクター・ピロリの感染の有無を判断する。特に採血等が難しい小児科領域では有用である。

ページトップへ戻る

補足情報


ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.