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感染症・ウイルス

検査項目名称 (糞便中)大腸菌ベロ毒素迅速検査
(大腸菌ベロトキシン定性)
コード 06312
統一コード 5E115-0000-015-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
糞便拇指頭大
F-1
採取条件・提出条件 / 備考
所要日数 2~3
検査方法 EIA法
基準値 (-)
実施料 / 判断料 184 判微 ※

容器画像

コンペンジウム

高値 ■腸管出血性大腸菌感染症
低値
解説 腸管出血性大腸菌(Enterohemorrhagic Escherichia coli:EHEC)感染症の原因菌は、ベロ毒素(Verotoxin:VT, またはShigatoxin :Stx と呼ばれている)を産生する大腸菌である。
大腸菌ベロ毒素迅速検査は、抗原抗体反応を用いて糞便検体より直接ベロ毒素抗原を検出する。EHEC感染症のうち、血清型ではO157が最も多いが、O26とO111を中心にその他の血清で原因菌となる。本検査は、O157迅速検査と異なり、大腸菌の血清型を問わずベロ毒素を検出する。但し、抗原量が少ない場合には測定感度未満となることがあり、陰性の結果が得られてもEHEC感染を除外診断することはできない。

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補足情報

大腸菌ベロトキシン定性 細菌培養同定検査により大腸菌が確認され、病原性大腸菌が疑われる患者に対して行った場合に算定する。大腸菌ベロトキシン定性のうち、細菌培養を行うことなく糞便から直接検出する方法であってELISA法によるものについては、臨床症状や流行状況から腸管出血性大腸菌感染症が強く疑われる場合に限り、細菌培養同定検査を踏まえることなく行った場合にも算定できる。

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