検査項目名称 | インフルエンザA HI(ワクチン株) |
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コード | 00925 |
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統一コード | 5F400-1430-023-111 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ●補足情報参照 |
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所要日数 | 3~6 |
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検査方法 | HI法 |
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基準値 | 10倍未満 |
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実施料 / 判断料 | 79 判免 ※ |
高値 | ■インフルエンザ感染症 |
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低値 | |
解説 | インフルエンザウイルスは、核蛋白と膜蛋白の抗原性の違いによってA型、B型、C型の3つの型に分類されている。A型とB型のウイルスの表面には赤血球凝集素(HA)とノイラミニダーゼ(NA)の2種類の糖蛋白が存在しており、A型では、HAには15種類、NAには9種類の抗原性の異なる亜型が存在しているが、B型やC型には亜型は認められない。このうち、インフルエンザとしてヒトの間で毎年流行を繰り返しているのは、A型、B型のインフルエンザウイルスである。A型またはB型インフルエンザウイルスの感染を受けてから1~5日間ほどの潜伏期間の後に、突然の発熱や全身の倦怠感、筋肉痛、関節痛などが突然現われ、咳、鼻汁などの上気道炎症状が特徴である。 HI抗体は株特異抗体であるため型別、亜型別の判定することが可能であり、ペア血清で抗体価の4倍以上の上昇があった場合に感染があったと判断する。また、HI法はワクチン接種の効果を調べるのに有用である。 ただし、HI法は抗原として用いた株からかなり変異したウイルスに感染した場合は抗体価の上昇を検出できない可能性がある。 |
●ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
※血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。
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