検査項目名称 | 風疹 HI |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 04940 |
|||
統一コード | 5F395-1430-023-111 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | ●補足情報参照 |
|||
所要日数 | 3~4 |
|||
検査方法 | HI法 |
|||
基準値 | 8倍未満 |
|||
実施料 / 判断料 | 79 判免 ※ |
高値 | |
---|---|
低値 | |
解説 | 風疹(rubella)は、風疹ウイルス感染によって発症し、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。感染から14~21日の潜伏期間の後に発病(15~30%くらいの人では不顕性感染で終わる。)する。HI抗体価は発病後3~4病日で速やかに上昇してくる。10病日ぐらいでピークに達し、以後1~2年は高いHI抗体価が持続する。その後は徐々に下降し続ける。 以上のようにHI抗体価は発病後直ちに上昇してくるので、少なくとも第1回目は3病日以内に採血しておかないと、それ以後の有意の上昇を証明できないので注意を要する。急性期と回復期の抗体価で4倍以上の上昇により診断する。 HI抗体価が8倍未満であれば無免疫であることを示唆し、先天性風疹症候群予防のために、妊娠可能年齢およびそれ以前の女性に対するワクチン対策(HI 価が8 未満、8、16 の場合には接種することを勧める。)が必要である。 |
●ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
※血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.