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感染症・ウイルス

検査項目名称 風疹

IgM/EIA
コード 05048
統一コード 5F395-1432-023-023
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.4
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 判定結果とともにインデックス値、(IgG抗体ではEIA価、IgM抗体では抗体指数)を併記しますが、これはウイルス抗原に対する抗体の反応の強さを表します。
所要日数 2~3
検査方法 EIA法
(捕捉法)
基準値 (-)
実施料 / 判断料 200 判免 ※

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 風疹(rubella)は、風疹ウイルス感染によって発症し、発熱、発疹、リンパ節腫脹を特徴とするウイルス性発疹症である。感染から14~21日の潜伏期間の後に発病(15~30%くらいの人では不顕性感染で終わる。)する。
妊娠初期に風疹に罹患した場合、先天性風疹症候群(CRS)発症のリスクが高まる。発症率については妊娠1 カ月で50%上、2カ月で35%、3カ月で18%、4カ月で8%程度という報告がある。
風疹IgM抗体は、発疹発現後ほぼ1週間でピークに達し、上昇し2~3カ月で低下するため、IgM抗体が陽性である場合最近の風疹感染を特定できるとされている。しかし、風疹IgM抗体が長期にわたり陽性を示すこともあり、注意が必要である。また、妊婦の場合、この推定はさらに慎重でなければならず、仮にIgG抗体のみの陽性であっても、妊娠初期の初感染を否定できない。

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補足情報

◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)



グロブリンクラス別ウイルス抗体価 200点(判断料 免疫学的検査)
ヘルペス・風疹・サイトメガロ・EB・麻疹・ムンプス・ヒトパルボウイルスB19・水痘帯状疱疹の8種類がありIgG型又はIgM型を測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。ただし、ヒトパルボウイルスB19は、紅斑が出現している15歳以上の成人について、このウイルスによる感染症が強く疑われ、IgM型ウイルス抗体価を測定した場合に算定する。
ウイルス抗体価(定性・半定量・定量)と併せて測定した場合にあってはいずれか一方の点数を算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照願います。)
グロブリンクラス別ウイルス抗体価は、同一検体について2項目を限度として算定する。





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