検査項目名称 | 日本脳炎 HI(JaGAr株,中山株) |
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コード | 00958 |
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統一コード | 5F385-1430-023-111 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ●1 補足情報参照 |
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所要日数 | 4~10 |
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検査方法 | HI法 |
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基準値 | 10倍未満 |
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実施料 / 判断料 | 79 判免 ※ |
高値 | ■日本脳炎 |
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低値 | |
解説 | 日本脳炎は、蚊(主にコガタアカイエカ)が媒介するフラビウイルス科に属する日本脳炎ウイルスによって起こる感染症である。感染しても日本脳炎を発病するのは100~1,000人に1人程度であり、大多数は不顕性感染である。日本脳炎は6 ~16 日間の潜伏期間の後に、数日間の高熱、頭痛、嘔吐などで発病し、これらに引き続き急激に、項部硬直、光線過敏、意識障害、神経系障害を生じる。症状が出る可能性は少ないが、脳炎を発症した場合、死亡率は20~40%で、幼少児や老人では死亡の危険は大きい。 日本脳炎が疑われた場合に、HI抗体、CF抗体で確定診断する場合、単一血清ではそれぞれ640倍以上、32倍以上(日本脳炎患者血清診断基準 日本脳炎研究会,1965)の抗体価であることが必要である。急性期と回復期のペア血清で抗体価が4倍以上上昇していれば、感染はほぼ確実となる。 |
●1 ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。
※血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については補足情報の欄外をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。
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