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感染症・ウイルス

検査項目名称 エコー
25型/NT
コード 04974
統一コード 5F335-1430-023-151
検体必要量(mL)容器 / 保存
血清 0.2
B-1 S-1
採取条件・提出条件 / 備考 ●補足情報参照
所要日数 8~14
検査方法 NT法
基準値 4倍未満
実施料 / 判断料 79 判免 ※

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 エコーウイルスはピコルナウイルス科の一本鎖RNAウイルスである。enteric cytopathogenic human orphan virusの頭文字をとってエコー(ECHO)ウイルスと名付けられた。エコーウイルス1~7、9、11~27、29~34型(10型はレオウイルス、28型はライノウイルスのため削除、34型はコクサッキーA24型の抗原変異株)に分類される。糞口経路で感染し、中枢神経感染症、無菌性髄膜炎、ヘルパンギーナ、発疹症、気道疾患、心筋炎などの疾患を起こす。
血清学的検査は、急性期と回復期のペア血清で行う必要がある。HI法は赤血球凝集能をもつ型のウイルスに応用でき、比較的型特異性が高い。 NT法は型特異性が高く、中和抗体はかなり長期間持続する。エコーウイルス感染の診断に有効な抗体検査方法である。

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補足情報

ウイルス抗体価のご依頼・ご提出にあたって 急性期(発病2~7日)と回復期(2~3週)の検体を同時測定し、回復期の抗体価が急性期の結果の4倍(2管差)以上に上昇したとき、血清学的に有意とみなします。急性期の検体は凍結で提出してください。
◇ウイルス検査の依頼コード、検体必要量については補足情報のウイルス検査一覧表をご参照ください。 (髄液でのご依頼も可能です。)



血清中ウイルス抗体価(定性・半定量・定量) 79 点(判断料 免疫学的検査)同一検体について8項目を限度として算定する。(対象となるウイルスの種類については、補足情報をご参照ください。)又、同一検体について同一ウイルスに対する複数の測定方法を行った場合であっても所定点数のみを算定する。
●CF法、HI法、NT法、FA法など、希釈倍数を報告する項目の基準値は、便宜上、「最低希釈倍率」で表示しています。



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