検査項目名称 | アデノウイルス抗原 | |||
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コード | 04999 |
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統一コード | 5F150-1410-015-190 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~8 |
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検査方法 | 免疫クロマト法 |
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基準値 | (-) |
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実施料 / 判断料 | 60 判免 ※ |
高値 | (陽性) ■アデノウイルス感染症 |
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低値 | |
解説 | アデノウイルス( Adenovirus )は、A~F群の6亜群に分類され、51の血清型がある。その型により感染部位が異なり、咽頭炎、扁桃炎、呼吸器疾患、咽頭結膜熱、流行性角結膜炎などの眼疾患、胃腸炎などの消化器疾患、出血性膀胱炎などの泌尿器疾患、肝炎、膵炎や脳炎にいたるまで、多彩な臨床症状を引き起こす。多くのアデノウイルスは、潜伏期は5~7日で、感染経路は便、飛沫、直接接触による。 ロタウイルスとともに小児のウイルス性胃腸炎の主な原因ウイルスである。ロタウイルスは経口感染し小腸粘膜の上皮細胞で増殖し冬期に大きな流行を示すのに対し、アデノウイルスによる胃腸炎は、著明な季節的変動を示さないといわれている。アデノウイルスは、糞便中に大量に出現するので、免疫学的手法によりこれを検出することが可能である。 診断には、患者の糞便を検査材料としてウイルス抗原を検出する。血清型別の判定はできない。 |
※アデノウイルス抗原定性(糞便)とロタウイルス抗原定性(糞便) 同時に行った場合は主たる検査のみを算定する。
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