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感染症・ウイルス

検査項目名称 単純ヘルペス特異抗原
(HSV抗原定性)
コード 05205
統一コード 5F190-1420-094-161
検体必要量(mL)容器 / 保存
細胞固定 スライド
H-D
採取条件・提出条件 / 備考 採取法は補足情報をご参照ください。
所要日数 2~3
検査方法 蛍光抗体法
基準値 HSV-1抗原(-)HSV-2抗原(-)
実施料 / 判断料 180 判免 ※

容器画像

コンペンジウム

高値 (陽性)
■性器ヘルペス症 ■角膜炎 ■ヘルペス性湿疹
低値
解説 単純ヘルペスウイルス(HSV)は、ヘルペスウイルス科アルファヘルペスウイルス亜科に属するウイルスです。HSVにはHSV-1(1型)とHSV-2(2型)の2つの型があり、その自然感染部位は1型が上半身、2型は下半身とされている。1型は唇にできる口唇ヘルペスや、眼の角膜にできる単純ヘルペス角膜炎の原因となるウイルスです。2型は陰部ヘルペスの原因となる。この違いは絶対的なものではなく、1型が陰部ヘルペスを起こすこともある。成人の血清抗体保有率は、1型は50~70%、2型は5~10%といわれている。その大部分は不顕性感染であるが、初感染発症の脳炎や性器ヘルペス等では重篤な症状を引き起こす。また、宿主の健康状態により様々な形で再発を繰り返します。
本検査は塗末標本から免疫学的方法にて単純ヘルペス型別抗原を検出するものであり、HSV感染症の診断に有用である。

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補足情報

単純ヘルペスウイルス抗原定性 ヘルペスウイルスの型別確認を行った場合に算定できる。


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