| 検査項目名称 | ![]() HBc-IgM抗体  | 
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| コード | 00684 | 
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| 統一コード | 5F018-1432-023-051 | 
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 | 
				
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
| 所要日数 | 1~3 | 
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| 検査方法 | CLIA法 | 
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| 基準値 | (-)●S/CO1.0未満 | 
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| 実施料 / 判断料 | 146 判免 ※ | 
		
| 高値 | ■B型肝炎 | 
		
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| 低値 | |
| 解説 | HBc抗体は、HBVの中心(芯)にあるHBc抗原に対する抗体であり、感染性抗体である。HBc抗体は感染初期からHBs抗原が陰性となった後も長い年月にわたり血中に検出される。一方、HBc-IgM抗体は、急性肝炎の際に肝細胞が破壊されHBc抗原が多量に血中に放出されることにより産生され、発症後約2ヶ月陽性となる。このため、急性肝炎診断の重要なマーカーとして用いられている。慢性肝炎の急性増悪の際も陽性となることがあるが、急性肝炎に比べて抗体価は低く、抗体価によって急性肝炎をかなり精度よく鑑別することが可能である。但し、急性肝炎の経過で時期を逸すると抗体価は減弱するため、初期を捉えて検査する必要がある。また、急激な免疫応答が惹起される急性肝不全(劇症肝炎)においては、HBs抗原は急速に陰性化する例も多く、この場合にはHBc-IgM抗体陽性が有用な所見となる。 | 
		
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