検査項目名称 | HCV抗体(3rd)/CLEIA |
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コード | 07389 |
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統一コード | 5F360-1520-023-052 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | C型肝炎ウイルス感染の診断は本検査による検査結果のみで行わず、HCV-RNA測定等、他の検査結果及び臨床経過を考慮して総合的にご判断くださるようお願いします。 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | CLEIA法 |
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基準値 | (-)カットオフインデックス値1.0未満 |
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実施料 / 判断料 | 102 判免 |
高値 | |
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低値 | |
解説 | HCV抗体は、HCV感染を最も広く捉えることができる検査である。HCV感染を疑う場合あるいは検診において初めに行われるスクリーニング検査である。ただし、HCV抗体陽性のみでは現在の感染か過去の感染による抗体陽性かの鑑別は確実にはできない。 現在、多種のHCV抗体測定キットが存在し、対応抗原の種類や領域はそれぞれ異なるため、しばしば陽性と陰性に結果が乖離することがある。しかし、これらのケースは低い抗体価での判定の差であり、ほぼ全例RNAは陰性となり、臨床上で問題となる乖離ではない。 HCV抗体で陽性の結果が得られた場合には、HCV-RNAまたはコア蛋白により現在の感染か否かを判定する必要がある。コア蛋白陰性でも微量なウイルスの存在を想定してRNA測定を行う。 このように抗体のみでは現在の感染診断はできないが、抗体価の定量によってある程度RNAが陽性か否かを鑑別することが可能で、検診ではこの抗体価による判断も利用されている。本CLEIA法は、抗体の定量域が広く、このRNA存否判定に適している。 |
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