検査項目名称 | HCVの群別 (グループ分類) |
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コード | 02735 |
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統一コード | 5F360-1406-023-052 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | CLEIA法 |
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基準値 | ●補足情報参照 |
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実施料 / 判断料 | 215 判免 ※ |
高値 | |
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低値 | |
解説 | 本検査は、HCVのジェノタイプの違いにより抗原性が異なることを利用して特異抗体を測定することによって間接的にジェノタイプを判定する方法である。この抗原性の違いにおいて、HCVのジェノグループ1と2を区別する上で最も有用な領域は非構造領域のNS4の前半部分であり、群別測定ではこの領域に対する特異抗体を測定している。しかし、このグループ1と2の区別に適するNS4抗体は、持続感染者においても抗体陰性化率が高く、RNA陽性、ジェノタイプ陽性となるにも関わらず、しばしば群別測定(-)の結果が生じる。また、抗原性の違いが大きいとはいえ、グループ1とグループ2における交差性も存在し、両抗体陽性となる場合もある(この場合には抗体価の差で判定される)。 本測定による結果で、グループ1陽性はジェノタイプの1aおよび1bの何れかが陽性、グループ2陽性は2aおよび2bの何れかが陽性であることを示している。 ジェノタイプにより、標準的な治療の内容も異なるため、抗ウイルス剤による治療開始前には必須の検査である。 |
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