検査項目名称 | 末梢血液一般検査 白血球数 (WBC) |
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コード | 00301 |
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統一コード | 2A010-0000-019-301 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 完全溶血もしくは影響が大きい場合には検査不能となります。血球凝固は測定データに影響を及ぼすため検査不能となります。採血後速やかにご提出ください。 |
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所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 半導体レーザーによるフローサイトメトリー法 |
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基準値 | 3500~9700 /μL |
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実施料 / 判断料 | 21 判血 |
高値 | ■急性細菌性感染症 ■化膿性疾患 ■出血後白血球増多症 ■ストレス(急性心筋梗塞、火傷、小児号泣時、副腎皮質ホルモンの注射 など) ■悪性腫瘍末期(類白血病反応) ■悪性リンパ腫 ■白血病 |
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低値 | ■骨髄障害時(再生不良性貧血、放射線障害、薬剤副作用、悪性貧血、急性白血病、悪性リンパ腫、骨髄線維症、骨髄癌など) ■白血球破壊亢進時(脾機能亢進症、ウイルス感染症、SLEなどの免疫異常、薬剤アレルギーによる無顆粒細胞症) ■周期性好中球減少症 |
解説 | 白血球は、血液中に存在する有核細胞の総称であり、骨髄で造血幹細胞から産生される。リンパ球、単球、顆粒球(好中球、好酸球、好塩基球)に分類される。貪食能、殺菌能、免疫能などの機能を持っており、病原微生物などから身体を防御する上で重要な働きをする。基準範囲に性差はなく、小児では成人に比較して高値になる。 白血球の増加は、白血病に代表される腫瘍性の増加と細菌感染症やストレスなどの炎症性の増加からなる。白血球の減少は、多くの場合好中球の減少が原因であり、再生不良性貧血や骨髄異形成症候群など造血幹細胞の障害による産生低下と脾腫など成熟好中球の消費、破壊の亢進が原因である。 白血球の増加または減少を認めた場合には、末梢血液塗抹標本による白血球像を実施し、どの細胞が増減しているかを鑑別して原因を推定する。 |
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