検査項目名称 | 骨髄像 | |||
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コード | 00317 |
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統一コード | 2A170-0000-049-605 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | セルブロック用検体の同時提出を推奨いたします。 骨髄像特殊染色については各項目の情報をご参照ください。 ◆ |
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所要日数 | 6~9 |
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検査方法 | 鏡検法 (ライト・ギムザ染色) |
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基準値 | ||||
実施料 / 判断料 | 788 判血 |
高値 | |
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低値 | |
解説 | 血球異常の結果が得られた場合で骨髄における血球産生の異常か否かを鑑別する必要があるときに実施する。 骨髄中の造血幹細胞は分化して、赤血球、白血球、血小板になるなるため、骨髄細胞を末梢血と対比して観察し、造血細胞の量的、質的な異常を判断することで、造血障害と造血器腫瘍の診断や鑑別診断の補助が可能である。 骨髄中の造血有核細胞は、成熟顆粒球とその前駆細胞、赤芽球系細胞、リンパ球、単球、形質細胞および巨核球に分類され、分化段階に応じて形態学的に細分類し、百分率で表す。これら細胞は必ずしも末梢血には出現せず、骨髄に出現する異常造血細胞の同定は造血器疾患の診断に用いられる。 また、造血細胞以外にマクロファージや肥満細胞など非造血細胞の異常も各種疾患の診断および鑑別の補助として用いられる。 <骨髄像所見がとくに有用な疾患> ■急性白血病 ■再生不良性貧血 ■多発性骨髄腫 ■骨髄異形性症候群 ■血小板減少性紫斑病 ■顆粒球減少症 ■赤芽球癆 |
◆標本の提出方法は下欄をご参照ください。
◆ヘパリンを使用したスライド作製の場合、染色性が変化します。従ってデータが出ないこともございますのでご了承ください。
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