検査項目名称 | フィブリンモノマー複合体 (FM定量) |
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コード | 06775 |
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統一コード | 2B110-0000-022-062 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ◆ |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | ラテックス免疫比濁法 |
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基準値 | 6.1以下 μg/mL |
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実施料 / 判断料 | 215 判血 ※ |
高値 | ■DIC ■血栓症 ■凝固亢進状態 |
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低値 | |
解説 | フィブリノーゲンはトロンビンによって分解を受け、フィブリノペプチドAならびにBが遊離してフィブリンモノマー(FM)が形成される。血中では、FM単独で存在することは少なく、フィブリノゲンなどのフィブリン関連物質と結合した複合体(フィブリンモノマー複合体:FMC)として存在している。FMC定量は、FMに特異的なモノクローナル抗体を使用し、FMCを含めて特異的に測定する。FMCは、凝固亢進により血中に出現するため、DICの診断に用いられる。可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)の定性試験ではpreDIC状態を捕えるには感度が不足しており、より高感度な本FMC定量測定はDICの早期診断に有用である。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
※フィブリンモノマー複合体、トロンビン・アンチトロンビン複合体(TAT)、プロトロンビンフラグメントF1+2 3項目のうちいずれか複数を同時に測定した場合は主たるもののみ算定する。
※フィブリンモノマー複合体 DIC、静脈血栓症又は肺動脈血栓塞栓症の診断及び治療経過の観察のために実施した場合に算定する。
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