検査項目名称 | アンチトロンビン活性 (AT活性) |
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コード | 00342 |
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統一コード | 2B200-0000-022-315 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ◆ |
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所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 合成基質法 |
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基準値 | 80~130 % |
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実施料 / 判断料 | 70 判血 |
高値 | |
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低値 | ■先天性ATⅢ欠乏症 ■肝疾患(特に肝硬変) ■DIC ■ネフローゼ |
解説 | アンチトロンビンⅢ(ATⅢ)とは、トロンビン、ⅨA、Xa、XⅠa、XⅡaなどの活性型凝固因子と結合してトロンビン活性を阻害する一種の糖蛋白で、血漿中の抗トロンビン作用の大部分を占めている。なお、同時にヘパリンが存在すると、このヘパリンがATⅢとトロンビンの双方に結合し、ATⅢとトロンビンの結合を著しく促進させ抗凝固作用を引き起こす。 先天性ATⅢ欠乏症、あるいはDICの場合、蛋白量が正常であって活性(%)が減少していることがある。いずれにせよ、1回だけの測定で病態を把握することが困難であることが多いことに注意する。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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