| 検査項目名称 | トータルPAI-1 (tPA・PAI-1複合体) |
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| コード | 00390 |
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| 統一コード | 2B340-0000-022-062 |
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | 血管内皮侵襲により産生するPAI-1(tPA・PAI-1複合体及びフリーのPAI-1)を測定します。 ◆ |
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| 所要日数 | 2~3 |
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| 検査方法 | ラテックス凝集法 |
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| 基準値 | 50以下 ng/mL |
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| 実施料 / 判断料 | 240 判血 |
| 高値 | ■DIC ■肝疾患 ■急性心筋梗塞 ■冠動脈疾患 |
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| 低値 | |
| 解説 | トータルPAI-1は組織プラスミノーゲンアクチベータ(Tpa)とプラスミノーゲンアクチベータ・インヒビター(PAI-1)の複合体である。 組織型プラスミノ-ゲンアクチベーター(tPA)は血管内皮細胞で産生され、プラスミノーゲンをプラスミンに変える働きを示す。プラスミンが血栓で生じたフィブリンを分解することで線溶系が進行する。 血管内皮細胞ではtPAに特異的に結合して作用阻害するプラスミノーゲンアクチベータ-インヒビタ-1(PAI-1)も産生され、線溶系はtPAとPAI-1のバランスにより調節されている。 PAI-1は血栓性疾患で高値傾向となり、線溶系のマーカーの一つとして有用である。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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