検査項目名称 | 第Ⅹ因子凝固活性 (F10) |
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コード | 00372 |
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統一コード | 2B410-0000-022-311 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 凝固因子活性項目の共用は可能です。 ◆ |
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所要日数 | 2~5 |
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検査方法 | ヒト欠乏血漿による補正法 (凝固一段法) |
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基準値 | 58.0~200.0 % |
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実施料 / 判断料 | 223 判血 |
高値 | ■妊娠後期 ■経口避妊薬投与時 |
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低値 | ■先天性第Ⅹ因子欠乏症および保因者 ■ビタミンK欠乏症 ■肝障害 |
解説 | 第Ⅹ因子はスチュアート・プロワー因子とも呼ばれている。 第Ⅱ、Ⅶ、Ⅸ、Ⅹの各凝固因子はその合成(肝で合成)にビタミンKを必要とする因子である。ビタミンKが欠乏したり、あるいは抗ビタミンK剤の投与によってPIVKAが生成すると、これら凝固因子はその活性を失ってしまう。このビタミンK依存性凝固因子は主として外因性凝固系に属している。第Ⅹ因子の先天性欠乏症で第Ⅹ因子の欠如あるいは低下が見られる。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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