検査項目名称 | 第ⅩⅡ因子凝固活性 (F12) |
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コード | 00374 |
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統一コード | 2B430-0000-022-311 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 凝固因子活性項目の共用は可能です。 ◆ |
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所要日数 | 2~5 |
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検査方法 | ヒト欠乏血漿による補正法 (凝固一段法) |
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基準値 | 36.0~152.0 % |
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実施料 / 判断料 | 223 判血 |
高値 | ■妊娠 ■経口避妊薬投与 |
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低値 | ■先天性第XⅡ因子欠乏症(血友病C)および保因者 ■DIC ■肝硬変 ■ネフローゼ症候群 |
解説 | 第XⅡ因子はハーゲマン因子とも呼ばれている。 凝固接触因子内因性凝固系の出発点が第XⅡ因子の活性化であるが、この活性化のメカニズムは次のように考えられている。すなわち循環血流中には高分子キニノーゲン(HMWK)とプレカリクレインが第XⅡ因子とそれぞれ結合して存在しているが、この複合体が血管内皮下組織のコラーゲンなどと接触することで部分的に活性化された第XⅡ因子(XⅡa)とさらに結合することにより、以後急激な第XⅡ因子の活性化が進行し、このようにして内因性凝固系のカスケード的反応が進行する。このように第XI、XⅡの両因子は、凝固接触因子といえる。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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