検査項目名称 | 第Ⅷ因子インヒビター定量 (F8INH) |
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コード | 03053 |
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統一コード | 2B460-0000-022-311 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ◆ |
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所要日数 | 2~5 |
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検査方法 | Bethesda法 |
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基準値 | 1.0以下 BU/mL |
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実施料 / 判断料 | 144 判血 |
高値 | <陽性> ■補充療法実施の血友病A患者の一部 |
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低値 | |
解説 | 第Ⅷ因子に対して後天的に獲得された同種抗体あるいは自己抗体であり、長年にわたる凝固因子製剤の投与で患者に抗体産生(インヒビター)が出現する事がある。 第Ⅷ因子インヒビターは血友病A患者に、一方第Ⅸ因子インヒビターは血友病B患者に認められる。また第Ⅷ因子インヒビターは分娩後、SLEなどの自己免疫患者、薬剤投与後などでも出現することがある。しかしこれらインヒビター定量の主目的は血友病患者の治療方針を立てるために行われるものである(インヒビターが出現すると、因子の補充療法が通常無効になる)。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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