検査項目名称 | フォン・ウィルブランド因子活性 (VWF活性)(VWF:RCo, リストセチン コファクター) |
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コード | 03041 |
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統一コード | 2B480-0000-022-316 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ◆ |
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所要日数 | 2~5 |
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検査方法 | 固定血小板凝集法 |
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基準値 | 50~150 % |
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実施料 / 判断料 | 126 判血 |
高値 | ■ストレス、運動、妊娠 ■合成バゾプレッシン投与後 ■紫斑病性腎炎、ネフローゼ症候群などの腎疾患の一部 ■糖尿病の一部 ■川崎病 |
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低値 | ■v.W病 |
解説 | v.W因子は分子量22万のサブユニットより成る種々なマルチマー(分子量は50万から 2,000万に及ぶ)として存在し、しかも血漿中では凝固第Ⅷ因子と結合(Ⅷ/v.Wマルチマー)してこの因子のキャリアーになるとともに、同因子の安定化という役割を有している。しかし、v.W因子の本来の役割は、障害血管内皮下組織に血小板が粘着するとき、v.Wが一種の分子糊となって両者の架橋を行うことにあり、この機能はマルチマーの大きいものほど強力である。 著明な出血時間の延長と、皮膚・粘膜出血などの浅在性出血症状を主徴とするv.W病は、わが国では血友病Aに続いて多い遺伝性出血性疾患である。V.W病には数多くの病型があり、大別するとv.W因子の量的減少のみを示すⅠ型、巨大ないし中間型のマルチマーを欠損し、しかもv.W因子の質的異常を伴うⅡ型、そしてv.W因子抗原量のほとんど検出できないⅢ型(きわめてまれ)に区分される。 |
◆血液学的検査の血漿材料について
B-11容器使用は、全てクエン酸Na血漿です。
保存安定性については-20℃で2週間、-70℃以下で6か月とし、PT、APTTについては、-70℃で12か月となります。(CLSIガイドライン H21-A5)
採血方法は下欄をご参照ください。
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