検査項目名称 | β-TG (β-トロンボグロブリン) |
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コード | 00893 |
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統一コード | 2B600-0000-022-023 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ◆ |
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所要日数 | 3~5 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | 50.0以下 ng/mL |
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実施料 / 判断料 | 171 判血 |
高値 | ■DIC ■糖尿病性血管障害 ■脳血栓症 ■心血管障害(急性心筋梗塞、狭心症、閉塞性末梢動脈疾患など) |
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低値 | ■抗血小板剤(アスピリンなど)投与(血栓症予防剤の治療効果を見るためにもβ-TG測定は有用である) |
解説 | 血小板からはいろいろな物質が放出される。このうちα顆粒から放出される分子量 35,400の蛋白がこのβ-TGである。β-TGは脾からも放出されるが、その量は血小板のそれの約1/30であるので、このβ-TGは事実上、血小板特異蛋白ということができる。 血漿中のβ-TGは、血栓症を合併する疾患において増加してくる。このことは生体内で血小板機能が増加していることを示しており、血小板粘着機能や同凝集能検査よりも直接的な血小板機能の指標になる。β-TGは採血の仕方、採血後の処理には細心の注意をしないと予想外の高値になる場合がある。 |
◆採血方法は下欄をご参照ください。
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