検査項目名称 | 糖定性 |
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コード | 00055 |
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統一コード | 1A020-0000-001-911 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
所要日数 | 1~2 |
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検査方法 | 試験紙法 |
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基準値 | (-)~(±) |
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実施料 / 判断料 | (26) ※ |
高値 | ■腎性糖尿 ■真性糖尿病 ■脳圧亢進 ■クッシング症候群 ■発熱、ストレス時(とくに急性心筋梗塞、急性膵炎、手術後など) ■食事性(とくに夕食後) |
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低値 | |
解説 | 現在の試験紙法による糖定性検査はグルコース酸化酵素(GOD)を用いているため、乳糖、果糖、ショ糖などは検出せず、ブドウ糖(グルコース)に対して特異性が高い。試験紙法では現在陽性となる基準が統一され、100mg/dL以上で陽性となる。ただし、酸化還元反応によるため、アスコルビン酸(ビタミンC)など還元物質が大量に尿中に存在した場合には偽陰性となることがある。糸球体で濾過されたグルコースのほとんどが尿細管で再吸収されており、健常者では1日100mg以下の微量が尿に排泄されている。糖が尿中に排泄されるようになる血糖値を腎の糖再吸収閾値と呼び、平均的には約170~180mg/dLであるが、個体差が大きく、健常者でも140~200mg/dL程度と差がみられる。このため、尿糖値から血糖値を推測することは困難であり、とくに高齢者では閾値が上昇することに注意する。尿糖の定性・定量で異常となり、糖尿病が疑われる場合には、血糖値(空腹時、食後)やブドウ糖負荷試験、HbA1cの検査が必要となる。血糖が正常で尿糖が異常の場合には、腎尿細管での再吸収能が低下している腎性糖尿を疑う。 |
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