| 検査項目名称 | pH | |||
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| コード | 00061 |
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| 統一コード | 1A035-0000-001-911 |
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
| 所要日数 | 1~2 |
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| 検査方法 | 試験紙法 |
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| 基準値 | pH4.8~7.5 |
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| 実施料 / 判断料 | (26) ※ |
| 高値 | (アルカリ性に傾くとき) ■代謝性アルカローシス ■呼吸性アルカローシス ■腎盂腎炎 ■腎尿細管性アシドーシス ■ファンコニー症候群 ■尿路感染症(とくにプロテウス感染症) |
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| 低値 | (酸性に傾くとき) ■代謝性アシドーシス ■呼吸性アシドーシス ■先天性代謝異常(アルカプトン尿症、フェニルケトン尿症) ■アルドステロン症 |
| 解説 | 尿pHを試験紙法で検査するスクリーニング検査で、体内の酸・塩基平衡の異常を推定することができる。 血液のpHは弱アルカリ性であるが、その状態を維持するために尿中に水素イオン・ナトリウムイオンなどが排泄され、結果として尿pHが変動する。健常人の尿は弱酸性でpH6.0~6.5程度を示す。 通常、尿pHは代謝性・呼吸性アシドーシスでは酸性に傾き、代謝性・呼吸性アルカローシスではアルカリ性に傾く。ただし、腎(遠位)尿細管性アシドーシスは水素イオンの尿中排泄障害であり、尿はアルカリ性となる。 尿pHは食物や薬剤などの影響を受けるので、判定の際には注意を要する。 |
※尿中一般物質定性半定量検査 院内で検査を行った場合のみ算定できる。ただし、尿中一般物質定性半定量検査は判断料は算定できない。
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