検査項目名称 | 虫卵 集卵 |
|||
---|---|---|---|---|
コード | 00222 |
|||
統一コード | 1B015-0000-015-701 |
|||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
|
|||
採取条件・提出条件 / 備考 | 虫卵検査は反復検査が望ましいとされています。 |
|||
所要日数 | 2~3 |
|||
検査方法 | 集卵法 |
|||
基準値 | (-) |
|||
実施料 / 判断料 | 15 判尿 |
高値 | |
---|---|
低値 | |
解説 | ①顕微鏡検査によって発見される虫卵 回虫卵、鈎虫卵、鞭虫卵、東洋毛様線虫卵、蟯虫卵、無鉤条虫卵、有鉤条虫卵、縮小条虫卵、ナナ条虫卵、肝吸虫卵、横川吸虫卵、日本住血吸虫卵、肺吸虫卵、肝蛭卵といった多種類がある。 ②どんな方法で検査するか いずれの虫卵でも直接塗抹法は必ず実施すべき方法であるが、理想的には塗抹法と集卵法(とくに沈殿法)を組合せて実施する。 ただし次のように、方法によって検出の適、不適がある。 ・塗抹法:回虫卵のときにはとくに高率に検出できる。 ・集卵法(沈殿法):とくに吸虫卵に適している。 ・集卵法(浮遊法):鈎虫卵、回虫卵、鞭虫卵に限られる。とくに鈎虫卵に適している。 ・セロテープ法:蟯虫卵の場合に行われる。 ③どんな点に注意するか (1)なるべく新鮮便が必要(とくに夏季には卵細胞の分化が早く、鑑別が困難になる。やむを得ないときは、5~10%ホルマリン液を加えておく)。 (2)硬便の場合は検出し難い。一般には糞便の外側で、粘液のある部分が検出に適している。 (3)日本住血吸虫卵の場合は、粘液又は粘血部を採取する。 ④虫卵検査は反復検査しないと陰性と判断することは困難である。 |
| 前画面に戻る |
| 検査項目検索TOPへ戻る |
Copyright© BML,INC All Rights Reserved.