| 検査項目名称 | 蛋白定量 | |||
|---|---|---|---|---|
| コード | 00238 | 
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| 統一コード | 1C010-0000-041-271 | 
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| 検体必要量(mL)容器 / 保存 | 
				
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| 採取条件・提出条件 / 備考 | ||||
| 所要日数 | 2~3 | 
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| 検査方法 | 比色法(ピロガロールレッド法) | 
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| 基準値 | 10~40 mg/dL  | 
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| 実施料 / 判断料 | 11 判生Ⅰ | 
		
| 高値 | ■急性細菌性髄膜炎 ■結核性髄膜炎 ■進行性麻痺 ■梅毒 ■ウイルス性脳炎 ■脳出血 ■クモ膜下出血 ■ギラン-バレー症候群  ■脊髄腫瘍 | 
		
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| 低値 | |
| 解説 | 中枢神経系は3層の膜からなる髄膜で覆われ、髄膜内は脳脊髄液(髄液)で満たされている。中枢神経系には血液脳関門・血液脳脊髄液関門と呼ばれるバリアーが存在し、血液によって運ばれる必要物質はこの関門を経て髄液に入り、中枢神経系に移送される。 髄液中の蛋白量は血液に比べて少なく、50mg/dLに満たない濃度とされる。主な構成成分はアルブミン、トランスサイレチン(プレアルブミン)、免疫グロブリンG(IgG)などであり、成分の由来は血液からの移行と中枢神経組織による産生が考えられている。 髄膜炎、ギラン-バレー症候群で総蛋白量は増加するので、診断補助に重要である。 ギラン-バレー症候群では、髄液内細胞数の増加は軽度でありながら蛋白量が増える、蛋白細胞解離現象が特徴的に見られる。  | 
		
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