検査項目名称 | 嫌気性菌培養・同定 | |||
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コード | 08031 |
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統一コード | 6B010-0000-099-743 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 嫌気ポーター、カルチャースワブプラス、血液検体は嫌気用ボトルでご提出ください。(便検体では、クロストリジオイデス・ディフィシルの有無のみ報告) 静脈血・動脈血はCB-6をご使用ください。 |
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所要日数 | 5~8 |
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検査方法 | Bergey'sManual他に基づく同定法 |
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基準値 | ||||
実施料 / 判断料 | 122 加算 判微 ※ |
高値 | |
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低値 | |
解説 | 嫌気性菌は酸素があると発育が阻害される菌であるため採取時には専用容器で嫌気状態にする必要がある。 ●血液以外の検体 被験材料を各種の選択培地および非選択培地に接種し、菌によって好気的条件、嫌気的条件、あるいは炭酸ガスを加えた条件のいずれか、または複数を組合せて培養する。37℃で17~20時間培養後目的菌を再び分離培養する。その後、分離した菌について種々の確認培地を用い、菌の生物学的、生化学的性状を検査し、また必要に応じて抗血清による凝集反応を用い、属(genus)、さらに種(species)レベルまで分離同定する。 ●血液検体 血液中には推定起因菌が極めて少量にしか存在しないので、あらかじめ血液培養瓶(FANボトル)に無菌的に採血して増菌培養を行う。その後各種の選択、ならびに非選択培地に接種して分離培養し、ついで前記に準じて同定を行う。 ビー・エム・エル社では、細菌が放出する微量なCO2ガスをCO2センサーによる色調変化で捉え検出するバクテックシステムで実施しているが、これにより少量の血液で、菌の早期検出と検出率向上が可能になった。また抗生物質投与中でも専用採取容器(レズンボトル)を使用することにより、迅速かつ確実に菌を検出することができる。 ●酵母様真菌 被験材料を抗生物質加Sabouraud寒天培地に接種し、好気的条件で原則として37℃で17~20時間培養後菌を分離する。その後は一般細菌の場合と同様に同定し、必要に応じて属、種のレベルまで分類する。 ●糸状様真菌;上記と同様なSabouraud寒天培地に接種し、好気的条件で原則として25℃で5~7日間培養後菌を分離する。以後は上記に準ずる。 |
※嫌気性菌培養・同定 嫌気性培養のみを行った場合は、好気性培養と同様に採取部位による点数のみを算定し、加算点としての122点は算定できない。
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