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微生物

検査項目名称
結核菌群核酸同定/リアルタイムPCR
コード 08700
統一コード 6B620-0000-061-862
検体必要量(mL)容器 / 保存
補足情報参照
補足情報 参照
採取条件・提出条件 / 備考 塗抹鏡検・分離培養との共用可。コードNo.08700とNo.08718の共用可。(結核菌群の結果が(+)でも非結核性抗酸菌を実施)
*コードNo.08700が(-)の場合のみ「非結核性抗酸菌/リアルタイムPCR」を希望される場合は〔コードNo.08976〕をご依頼ください。
所要日数 2~4
検査方法 リアルタイムPCR法
基準値
実施料 / 判断料 410 判微 ※

BML Information

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(注)PDFファイルの内容は配信当時の情報です。

コンペンジウム

高値 ■結核症
低値
解説 肺結核症は、現在でも年間5万人程度の新患が発生する疾患である。またM.avium
Complex菌は非定型抗酸菌症の主要な原因菌であり、全肺非定型抗酸菌症の70~80%を占めている。
結核菌及び非定型抗酸菌の検出は、培養法による検出、生化学的検査により菌の同定が行なわれるため長時間を要する検査であったが、このPCR法、HPA法により同定時間が大幅に短縮できる。HPA法は結核菌群のリボソームRNAを標的とする、また、PCR法は結核菌群のDNAを標的とした核酸増幅法である。
MTC、MAC/PCRは、抗酸菌属共通のDNA部分を増幅した後、TB、avium Intracellulareに特異的なDNAプローブを用いて検出を行い、1検体から3菌種の同定が可能である。

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補足情報

結核菌群核酸検出 結核患者の退院の可否を判断する目的で、患者の病状を踏まえ頻回に行われる場合においても算定できる。


●抗酸菌の顕微鏡検査(塗抹鏡検)および分離培養検査については、喀痰の採取は原則的に3日連続の早朝採取が推奨されています。
(日本結核・非結核性抗酸菌症学会編:抗酸菌検査ガイド2020参照)

◆抗酸菌の検査フローチャート(BML推奨)は補足情報をご参照ください。

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