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微生物

検査項目名称 培養・同定
コード 08032
統一コード 6B105-0000-099-742
検体必要量(mL)容器 / 保存

一般細菌に準ずる
採取条件・提出条件 / 備考 ☆検体の採取部位により保険点数が異なります。材料が皮膚、ツメ、毛髪の場合、検体をお預かり後2週間かかります。糸状様真菌(カビ)をお疑いの場合は真菌単独でご依頼ください。環境からの落下細菌、ふきとり等の非臨床材料の真菌培養・同定検査は実施しません。
所要日数 4~20
検査方法 好気培養同定
基準値
実施料 / 判断料 ☆ 判微

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 真菌症を疑うときに行われる検査である。               ●血液以外の検体
被験材料を各種の選択培地および非選択培地に接種し、菌によって好気的条件、嫌気的条件、あるいは炭酸ガスを加えた条件のいずれか、または複数を組合せて培養する。37℃で17~20時間培養後目的菌を再び分離培養する。その後、分離した菌について種々の確認培地を用い、菌の生物学的、生化学的性状を検査し、また必要に応じて抗血清による凝集反応を用い、属(genus)、さらに種(species)レベルまで分離同定する。
●血液検体
血液中には推定起因菌が極めて少量にしか存在しないので、あらかじめ血液培養瓶(FANボトル)に無菌的に採血して増菌培養を行う。その後各種の選択、ならびに非選択培地に接種して分離培養し、ついで前記に準じて同定を行う。
ビー・エム・エル社では、細菌が放出する微量なCO2ガスをCO2センサーによる色調変化で捉え検出するバクテックシステムで実施しているが、これにより少量の血液で、菌の早期検出と検出率向上が可能になった。また抗生物質投与中でも専用採取容器(レズンボトル)を使用することにより、迅速かつ確実に菌を検出することができる。
●酵母様真菌
被験材料を抗生物質加Sabouraud寒天培地に接種し、好気的条件で原則として37℃で17~20時間培養後菌を分離する。その後は一般細菌の場合と同様に同定し、必要に応じて属、種のレベルまで分類する。
●糸状様真菌;上記と同様なSabouraud寒天培地に接種し、好気的条件で原則として25℃で5~7日間培養後菌を分離する。以後は上記に準ずる。

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