検査項目名称 | LT毒素原性大腸菌 | |||
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コード | 08647 |
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統一コード | ||||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | (+)又は(-)で報告◆ |
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所要日数 | 4~9 |
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検査方法 | RPLA法 |
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基準値 | ||||
実施料 / 判断料 |
高値 | ■毒素原性大腸菌感染症 |
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低値 | |
解説 | 下痢原性大腸菌の分類中における毒素原性大腸菌(ETEC)の病原因子となる毒素である。毒素は易熱性エンテロトキシン(LT)と耐熱性エンテロトキシン(ST)の2種類があり、どちらかまたは両方が産生される。ETEC感染症と診断するためには大腸菌のOおよびHの血清型では判別できす、本毒素の検出が必要となる。ETECは過去より旅行者下痢症での最も主要な原因菌として知られているが、渡航者のみならず国内の下痢原性大腸菌による散発、集団の食中毒事例でも最も高頻度な原因菌である。ST、LTともに粘膜上皮細胞を障害することはなく、水分漏出のみをもたらす毒素である。ETECによる下痢症のうち、重症の典型例では米のとぎ汁状のコレラ様下痢がみられるが、LTはすべての性状でコレラ毒素と類似している。 |
◆単一菌株でご提出ください。
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