BML

検査項目検索

染色体・遺伝子

検査項目名称
Q-分染法(先天性疾患)
コード 05983
統一コード 8B200-0000-019-404
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 3.0 (ヘパリン加血)
B-18
採取条件・提出条件 / 備考 へパリン入り専用容器に採血
◆1、◆2、◆3、◆6
所要日数 13~20
検査方法 72時間培養法(キナクリンマスタード蛍光染色)
基準値
実施料 / 判断料 2477+(分染法加算397) 判遺

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 培養末梢血ではマイトジェンを添加して72時間培養。骨髄では1~2日の培養を行い分裂中期細胞を回収するが、提出された材料に分裂中期細胞が少ない場合検査不能となる場合がある。
Q分染法の Qはキナクリン(Quinacrine)・マスタードによる蛍光染色法を意味する。
この分染法は、特にY染色体のヘテロクロマチン(異質染色体)の染色に優れており、男性不妊症などでみられる短いY染色体や、Y染色体の構造異常などの分析に不可欠な方法である。

ページトップへ戻る

補足情報

◆1 採血量が表示する必要量(3.0mL)に満たない場合:新生児等でも1mL以上の採血を実施してください。
   1mL以下の採血量でも検査は実施しますが、検査結果が得られない場合がありますので予めご了承ください。
◆2 先天性疾患の検査では、薬剤投与中や採血時の過剰なヘパリンの使用により、リンパ球幼若化反応が妨げられ、分裂細胞が得られずに分析不能となることがあります。
◆3 Q、C、R分染法はG-分染色の補助的な検査方法となります。したがって、特別な場合を除きG-分染法をご依頼ください。
◆6 複数項目をご依頼の場合は、所要日数が記載された日数以上かかりますので、あらかじめご了承ください。
(注)依頼書には臨床情報をご記入ください。

ページトップへ戻る

前画面に戻る

検査項目検索TOPへ戻る

Copyright© BML,INC All Rights Reserved.