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染色体・遺伝子

検査項目名称 T細胞抗原レセプターδ鎖Jδ1遺伝子再構成
(TRD-Jδ1再構成)
(TCR-δ鎖Jδ1再構成)
コード 05648
統一コード 8C671-9931-019-831
検体必要量(mL)容器 / 保存
血液 6.0 (EDTA2K加血)
B-19
骨髄液 1.0 ◆
O-97
採取条件・提出条件 / 備考 必ず専用容器をご使用ください。検体採取及び提出方法については補足情報の欄外をご参照ください。上記以外の材料の場合やご不明な点がございましたら事前にお問い合わせください。
所要日数 14~22
検査方法 サザンブロット・ハイブリダイゼーション法
基準値
実施料 / 判断料 2373 判遺 ※

容器画像

コンペンジウム

高値
低値
解説 T細胞抗原レセプターδ鎖遺伝子は、14q11に位置するT細胞抗原レセプターα鎖遺伝子内に介在している。T-ALLのほとんどの例でδ鎖遺伝子再構成や、あるいはα鎖遺伝子が再構成したために生じたδ鎖遺伝子の欠失が認められ、B-precursorALLでも、それらは高率に認められている。また、δ鎖のみの再構成例も報告されており、T細胞抗原レセプター遺伝子再構成はこれまでγ,β,α鎖の順に進むとされてきたが、δ鎖遺伝子再構成はさらに幼若な分化段階で生じていることが示唆される。これまでのβ鎖、γ鎖遺伝子再構成検査と合わせて用いることで、T細胞系腫瘍のモノクローナリティーを証明する有用な武器になると思われる。

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補足情報

免疫関連遺伝子再構成 悪性リンパ腫、急性リンパ性白血病又は慢性リンパ性白血病の診断の目的で検査を行った場合に、6月に1回を限度として算定できる。
悪性腫瘍遺伝子検査、造血器腫瘍遺伝子検査、免疫関連遺伝子再構成、FLT3遺伝子検査、JAK2遺伝子検査のうちいずれかを同一月中に併せて行った場合には、主たるもののみ算定する。
骨髄液採取上のご注意 骨髄液は、ヘパリンを使用しないシリンジで規定量(1mL)を採取し、あらかじめ手元に用意した専用容器(O-97)に注入して速やかに転倒混和してください。専用容器に入れるまでに時間が経過したり、転倒混和が不十分だと、骨髄液が凝固してDNA又はRNA抽出ができなくなる場合があります。検査には有核細胞数が2×107以上必要となるため、骨髄液を1mL採取してもDNA量が足りず、不足となる場合があります。


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