検査項目名称 | グラニュライシン | |||
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コード | 02100 |
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統一コード | ||||
検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 採血後、血液を凝固させた後に、速やかに遠心分離し血清をS-1に移し凍結で保存 |
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所要日数 | 3~9 |
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検査方法 | EIA法 |
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基準値 | ng/mL |
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実施料 / 判断料 |
高値 | |
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低値 | |
解説 | グラニュライシンは、パーフォリンやグランザイム等の細胞障害性分子と同様、NKやCTLに発現する蛋白質で、分泌型と細胞内顆粒に局在する細胞傷害型に分けられる。細胞傷害型には、抗菌活性および抗腫瘍活性(アポトーシス誘導能)が報告されており、リンパ球による癌細胞等への障害度とグラニュライシンの分泌量には相関が認められる。血清グラニュライシン値は、急性ウイルス感染症や妊娠中毒症、造血幹細胞移植後のGVHD等の細胞性免疫亢進状態で上昇し、原発性免疫不全患者や細胞性免疫低下状態で低下を示すといわれているため、NK、CTLの体内動態を推し量るパラメーターとして期待される。 |
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