検査項目名称 | ピルビン酸 | |||
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コード | 02701◇ |
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統一コード | 3E015-0000-031-271 |
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検体必要量(mL)容器 / 保存 |
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採取条件・提出条件 / 備考 | 氷冷1.0N過塩素酸1.0mLに血液1.0mLを入れよく混和し除蛋白後15~60分静置し、遠心分離を行ってください。上清分離後凍結 |
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所要日数 | 2~3 |
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検査方法 | 酵素法 |
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基準値 | 0.3~0.9 mg/dL |
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実施料 / 判断料 | 47 判生Ⅰ |
高値 | ■酸素欠乏時:循環不全、ショック、高血圧、肺疾患、激動後 ■特発性乳酸アシドーシス:細菌感染症、アルコール中毒、冠動脈硬化症、重症肝疾患、重症貧血、ケトアシドーシスを伴わない糖尿病 ■慢性高乳酸血症:糖原病Ⅰ型、精神神経疾患―とくに小児の場合 ■主としてピルビン酸のみの増加をきたす場合:VB1欠乏症、尿毒症、過換気、肥満、副腎皮質ホルモン・ACTH・経口避妊薬の連用 |
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低値 | |
解説 | ピルビン酸は、解糖系代謝経路中のピルビン酸キナーゼによりホスホエノールピルビン酸より生成され、乳酸脱水素酵素(LDH)により還元されて乳酸となる。 通常、乳酸/ピルビン酸の比はほぼ10:1に保たれているが、生体内のNADHによる酸化が障害されると上昇し、高乳酸血症を起こす。 血中乳酸濃度が18mg/dL以上となり、血液のpHが酸性側に傾いた場合を乳酸アシドーシスと呼び、その原因は、組織循環不全による低酸素血症によるものと、糖尿病や肝不全などの代謝性のものの二種類がある。 採血後、ピルビン酸、乳酸は速やかに増加してくるので、直ちに除蛋白(氷冷した1規定過塩素酸に、等量の血液を加えて除蛋白)する。 激しい運動後は、血中ピルビン酸、乳酸が2~3倍にも増加する。 |
◇ 負荷コードは下表をご参照ください。
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